蕎麦の効用
蕎麦には同じ穀物であるコメと比べ約2倍のタンパク質が含まれているといわれます。そしてそのタンパク質を構成するアミノ酸の一つ「必須アミノ酸」がバランスよく含まれているのが大きな特徴です。また、高い抗酸化作用を持つルチンが豊富に含まれていることで、動脈硬化予防や血圧の降圧効果が期待できます。さらには、体の組織の修復や成長に関係のあるリジンやビタミンB1、腸内の善玉菌を増殖させるヘミセルロースといった栄養素を含んでおり、まさに健康食そのものなのです。なお、蕎麦の茹で汁には水溶性ビタミンであるルチンが溶け出ていますので、無駄なく栄養を摂るにはそば湯は大変おススメです。
ごまの効用
小さな粒であるごまには栄養がたくさん詰まっていることは今や誰もが知るところです。ごまのもつ良質な脂質とタンパク質は健康に欠かせない重要な栄養素です。特にゴマグリナンの一種であるセサミンには高い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑え老化を防止、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病の抑制にも効果があります。また、心疾患や脳卒中などのリスク要因である高血圧を降下させる作用があることも証明されています。その他にも、貧血防止や便秘解消、白髪予防など多岐にわたる健康効果が期待できる、まさに健康食材の王様です。ちなみに、ごまの栄養吸収率が一番良いのが皮を壊した状態の「すりごま」といわれていて、当社の蕎麦にも練りこまれています。