蕎麦の効用
蕎麦には同じ穀物であるコメと比べ約2倍のタンパク質が含まれているといわれます。そしてそのタンパク質を構成するアミノ酸の一つ「必須アミノ酸」がバランスよく含まれているのが大きな特徴です。また、高い抗酸化作用を持つルチンが豊富に含まれていることで、動脈硬化予防や血圧の降圧効果が期待できます。さらには、体の組織の修復や成長に関係のあるリジンやビタミンB1、腸内の善玉菌を増殖させるヘミセルロースといった栄養素を含んでおり、まさに健康食そのものなのです。なお、蕎麦の茹で汁には水溶性ビタミンであるルチンが溶け出ていますので、無駄なく栄養を摂るにはそば湯は大変おススメです。
